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《土星回帰》

《土星回帰》
映像(5分24秒)
エディションボックス(引き出し,ディスク,サーティフィケート,山羊座ペンデュラム,サターンドッグ,)
於|「EDITION BOX -VIDEO WORKS as MATERIAL」HIGURE 17-15 cas
協力|UEDA KEN, NEZUMI
烏{2020年になると、自転車に乗って四角で停止をする時などによく長瀬智也さんの顔がメランカオリの頭をよぎるようになった。このとき、メランカオリは、「土星回帰」(土星が出生時にあった位置にかえってくること。人生に於いて試練や大きな決断を伴う)を迎えていた。そのような時季につくった映像作品が《土星回帰》である。

BGMはメランKがよく口ずさむ山口百恵『夜へ…』とJane Birkin『ジェーンB.~ 私という女』のトラックに合わせて長瀬智也さんを共同体から呼び出す文句や土星の山羊座への移動を歓迎する言葉を5種類の言葉(日本語、フランス語、英語、ラテン語、吠え)でメランの教え子UEDA氏が歌ったものだった。そのリズムに合わせて、メランが壁に貼られた画像を観測している様子が流れる。
展示中は以上の経緯や作品の説明は一切されなかった。映像の販売や保管ついてをテーマにした展覧会であったが、メランKは「この作品は星によって決まった人に届く」と話し、心の中で長瀬さんに届くことを待っているだけだった。奇しくも会期中に長瀬さんが事務所を退社されるという噂を聞いた。その後、土星が逆行するタイミングになってこれらの情報は明かされた。

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